環境方針に、環境保護に対するコミットメント(約束)を含むことが追加された。 これは「汚染の予防」を通じて有害な環境影響を防止することだけでなく、組織の活動、製品及びサービスから生じる危害及び劣化から自然環境を保護することも意図しています。
これには、ISO14001:2015 5.2項 注記)として
・持続的な資源の利用
・気候変動の緩和及び気候変動への適応
・生物多様性及び生態系の保護 が例示されています。
この中で「生物多様性及び生態系の保護」は、組織の製品及びサービスに直接関連しないものと受け止めがちですが自組織との関連性を改めて理解する必要があります。
すべての組織(企業)活動は生物多様性と密接に関わっており「生物多様性と生態系の保護」に対し、どの様に関わっていくかを明確にする必要があります。
(詳細は、ISO14001を知る 1 [基礎編] に収録しております)